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Writer's pictureAsher Intrater

もしわたしの民が...


いかなる国家において、最も偉大な祈りの一つが歴代誌第27:14に見られます。

וְיִכָּנְעוּ עַמִּי אֲשֶׁר נִקְרָא־שְׁמִי עֲלֵיהֶם וְיִתְפַּלְלוּ וִיבַקְשׁוּ פָנַי וְיָשֻׁבוּ מִדַּרְכֵיהֶם הָרָעִים וַאֲנִי אֶשְׁמַע מִן־הַשָּׁמַיִם וְאֶסְלַח לְחַטָּאתָם וְאֶרְפָּא אֶת־אַרְצָם

わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。


この祈りの効果によって信仰を強めるために、文脈と歴史的背景を見てみましょう。


「従う」という言葉は、へりくだる、または明け渡すとも訳します。これは権威の元に来る、そして従順である事を示します。これは、反抗とは反対の意味となります。


この約束は、エルサレムの神殿奉献式の時に神によってソロモンに与えられたものです。その時、二つの場所に「幕屋」があり、一つはモーセの幕屋でギブオンにあり、もう一つはダビデの幕屋で、シオン山にありました。(歴代誌第21:3-4)


士師記の時代、幕屋は,エルサレムの北部の村々に置かれており、それらはラマラ、シロ,ベテルそしてギブオンです。(私の家族は1990年代に2年間ギブオンに住む栄誉に預かりました。)


エリからサムエルへ指導者が移行する間の時期に、契約の箱は幕屋から取り出され、戦場に持って行かれました。それはペリシテ人に奪われ、超自然的にイスラエルに戻されました。最初、ベイト・シェメシュに置かれ、それからエルサレム西部のキリヤット・エアリムに置かれました。(私たちはまたベイト・シェメシュとキリヤット・エアリム両方に数年ずつ住みました。)


ダビデはそこで、契約の箱をシオン山へ持って行き、そこで新しい幕屋を設けました。最初、ソロモンの治世の最初の頃、モーセの幕屋、そして、ギブオンに大きな祭壇があり、契約の箱はダビデの新しい幕屋にありました。シオン山は、ソロモンが建てた神殿のあるモリヤ山から1キロ弱の距離にあります。


ソロモンの治世の最初の頃、ソロモンはギブオンへ行って祈りました。そこで彼は有名な主の幻を見て、義の元で支配するためと神殿を建てるための知恵が与えられました。(歴代誌第21:7)神殿が建てられた時、仮庵の祭りの間8日間の奉献式が行われました。(歴代誌第27:9-10)


神殿が完成し契約の箱がケルビムの間に置かれた時、of120人のレビ人のチームが礼拝を司式し、栄光の雲が神殿を覆いました (歴代誌第25:14) 。そこで、ソロモンは人々の前にひざまずき、天に手を広げて祈りました(歴代誌第26:13)。


彼は、人々が嘆願するため神殿に向かうよう祈りました(歴代誌第26:21)。彼は個人やイスラエル国家全体のため、エルサレムに向けて祈るよう、諸国の人々のためのパターンを設けました。(興味深い事に、世界中のユダヤ教シナゴーグはエルサレムに向けられており、世界中のイスラム教徒はメッカに向けて祈り、クリスチャンの大半は自身を見て、心の中で天のエルサレムを向いています。)


ソロモンの祈りには前提となるテーマがあります。彼は、神が、人々が直面している全ての問題から癒やされるよう祈りました。全ての健康、経済、農業、軍事問題、そして罪への罰則が伴う全ての分野において祈りました。もし人々が自分の罪を悔い改めるなら、神が彼らの罪を赦して下さり、罰を除いて下さるように。そのようにして、全ての問題が解決されるのです。


ある人々は、このような祈りへのアプローチは単純化し過ぎる、また原始的でさえ、または視野が狭いとまで考えるでしょう。しかしながら、ソロモンが祈り終えた時、炎が天から降って来て、祭壇の犠牲を焼き尽くし、二度目の栄光の雲が神殿を覆いました (歴代誌第27:1) 。それにより、(ソロモンの)祈りが神に受け入れられた事を表し、主の力が祈りを成就するために解放されます。


夜に、そのような祈りと炎の注ぎの後、主はソロモンに二度現れました!(歴代誌第27:12)これは、二度目の注ぎの後、二度目の幻が与えられた時であり、その時に、神がソロモンにこの祈りの指示を与えました。ある意味これは、神殿のシステム全体の祈りのまとめのような箇所です。


文脈上、当時の「我が民」はイスラエルの人々を指します。メシアの到来により、神の約束は主を信じ、主の御名を呼ぶ全ての国の人々に拡大されました (ガラテヤ3:14) 。


それゆえ、神の選ばれた人々は、神がソロモンに与えた信仰原則によって祈る事が出来ます。この神からの祈りの指示は、いかなる国でも癒やし、回復する約束を含みます。

家族,共同体,そして諸国のためにこの祈りを熱心に、緊急に祈るよう皆さんに奨励したいと思います。同じ結果が得られる事を信じましょう。罪の赦し、聖霊の力の注ぎ、そして、私たちの国々の癒やしを祈りましょう!

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