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イスラエル人信者のために祈るには



1. 父と子と聖霊とのより深い交わりのため - この地上で最も困難な場所では目立った支援策がほとんど無いため、ユダヤ人とアラブ人の信者は、彼らの天命と使命が十分に整うに至るまで、父と子と聖霊とのより親密な交わりが必要とされています。


「人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。そのようにして、神の満ちあふれる豊かさにまで、あなたがたが満たされますように。」エペソ3:19


2. 更に多くのコミュニティ形成と罪からの勝利 -多くの信者が近しい人との交わり(家庭グループ/責任ある関係)を欠いており、極度のストレス、誘惑、邪悪な力に直面しています。


「あなたがたの互いに対する愛を、またすべての人に対する愛を、主が豊かにし、あふれさせてくださいますように。そして、あなたがたの心を強めて...私たちの父である神の御前で、聖であり、責められるところのない者としてくださいますように。」 第1テサロニケ3:12 -13

3. 聖書的な召しの堅持 - ユダヤ人信者は、祭司・聖なる国民・諸国民の主人・諸国民の光としてのアイデンティティと召命、そしてイエスさまの再臨を歓迎するための準備法について、よりよく理解する必要があります。彼らが(神さまに)降伏し、異邦人の国民を祝福する、謙虚で犠牲的な僕に変えられるよう、お祈りください。ユダヤ性を受け継ぐイエスの信者としての彼らのアイデンティティについて、混乱した理解が解消されますように。 (メシアニックジューというアイデンティティは、かなり新しいものであり、批判に晒されています。)


「あなたがた自身も生ける石として霊の家に築き上げられ...聖なる祭司となります。...王である祭司、聖なる国民... (神さま)の栄誉を、あなたがたが告げ知らせるためです。」第1ペテロ2:5、9


4. レムナントが増えますように - 少数のイスラエルのユダヤ人メシアニック信者が、未伝の社会の中で暮らしています。ユダヤ人人口の0.5%未満がイエスを信じており、アラブ系キリスト教徒はイスラエル人口のわずか2%で、主に伝統的なカトリック/ギリシャ正教です。ユダヤ系イスラエル社会の構成は、55%は世俗派か無神論者で、33%は伝統的な正統派、12%が超正統派/ハシディズム派です。


「神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。」使徒2:47

5. 迫害されている信者が強められ、恐れから解放されるように - ユダヤ人の信者は、イスラエル人により公式宗教であるラビ的ユダヤ教の敵とみなされており、アラブ系キリスト教徒はイスラム教を脅かしています(イスラム教徒は人口の20%)。信者はその信仰ゆえに、仕事、社会、住宅における差別に苦しんでいます。新約聖書とイエスと初代教会に関する事実は、イスラエル社会においては知られておらず、誤解されています。


「ここに、聖徒たちの忍耐と信仰が必要である。」黙示録13:10

6. たとえ攻撃を受けていても、家族が繁栄しますように - ほとんどの信者家族は、経済的困難と借金に苦しみ(イスラエルは物価の高い国ランキングで上位20%に入っている)、救われていない家族からの拒絶を経験したり、家族の支援がなかったりします。ここ10年で離婚がより一般的となり、多くの若者が両親が信じている信仰から離れており、特に指導者の家庭に顕著です。世俗的で、この世的な社会に引き込まれる人もいます(テルアビブは「世界で最も同性愛的な都市」の一つとして知られており、人口の25%がゲイであると報告されています)。


「あなたがたを、つまずかないように守ることができ、傷のない者として、大きな喜びとともに栄光の御前に立たせることができる方」ユダ1:24

7. 身体的安全と感情の癒し - イスラエル人に多いのですが、多くの信者は恐れ・不安・うつ・トラウマ・精神疾患に悩まされています。一部の地域では身体的安全性が日常の懸念事項となっています。 (イスラエル人は、テロ、戦争、反ユダヤ主義、18歳から21歳までの危険地域での兵役義務などにより、米国の3倍のPTSDを抱えています)。


「あなたがすべての点で幸いを得、また健康であるように祈ります。」第3ヨハネ1:2

8. ユダヤ人信者が移民(帰還/アリヤー)を望み、それが可能となるよう - 全ての(メシアニック)信者による移民は、ラビ的権威および政府当局により、法務手続きにおいて禁じられます。イエスがメシアであると信じる人々は拒まれる一方、仏教徒・ニューエイジ・無神論者は受け入れられます。この差別が撤廃されたなら、ユダヤ人の親または祖父母を持った100万人以上もの(メシアニック)信者が移民(アリヤー)の資格を得ることができます。


「わたしは彼らの先祖に与えた彼らの土地に彼らを帰らせる。」エレミヤ16:15

9. 教会やミニストリーの提供と支援 - 何百ものコングリゲーション/ホームチャーチや非営利団体が存在しますが、そのほとんどは自前の施設を所有しておらず、研修を受けた有給のスタッフも不足しており、リソースが不十分なため、困難を覚えている上、迫害に苦しんでいます。クリスチャンからのイスラエルへの献金額全体から見て、地元の福音団体に届くのはわずか1%と推定されており、代わりに正統派ユダヤ、世俗的非営利団体や政府機関のみに流れています。国々の教会が、イスラエルで神の御国が築かれていることの証人である、信仰の家族や、イスラエルの教会、非営利団体に対して、惜しみなく捧げ始めることができますように。


異邦人は彼らの霊的なものにあずかったのですから、物質的なもので彼らに奉仕すべきです。ローマ15:25-27

10. 良い知らせ/福音を聞く自由のために - 社会のあらゆる領域で福音が共有されますように。歴史的に、すべてのメディア/ラジオ/テレビは、母国語での福音を禁止するラビ的権威と政府当局により規制されてきました。正統派の反メシアニック団体や、一部の福音派キリスト教徒さえもが、現地メシアニック信者によるアウトリーチを、積極的に阻止しようとしてきます。市民以外の観光客は、1年に3ヶ月までのビザのみに制限されています。ここには公然と活動できる世界的宣教団体は存在しません。30年前に設立された、いくつかのキリスト教団体は活動しているものの、福音宣教をしないという協定に署名しています。

現在、市民があらゆる成人に伝道することは合法ですが、それでも1977年刑法による数々の制限が存在します (親の同意なしに未成年者に対し、または貧困者/困窮者/高齢者に対し、教育や援助を通じてキリスト教の信仰を分かち合うことを禁止するもので、どちらも懲役刑の対象です)。最近、ダイレクトメールやオンラインで成人に直接、福音をシェアする試みにも適用するよう、その法律を改正する修正案が、超正統派の指導者らにより推進されています。 これはすべての教会やミニストリーを非合法化することになってしまうのです。


「主よ。今、彼らの脅かしをご覧になって、しもべたちにあなたのみことばを大胆に語らせてください。また、御手を伸ばし、あなたの聖なるしもべイエスの名によって、癒やしとしるしと不思議を行わせてください。」使徒4:29-30


11. より多くの働き人と成熟した教会指導者を求めて - ヘブライ語、ロシア語、アラビア語のコミュニティでは、給与支払いのための十分な資金のほか、訓練を受けた聖書教師・説教者・ユース/キッズ教師、ワーシップリーダー、管理者などの働き人が大いに必要とされています。ヘブライ語・ロシア語・アラビア語を話す人のための小さな聖書学校が1つずつしかないため、ほとんどの教会指導者は聖書を独学で学んでいます。


「また、あなたがたに、わたしの心にかなう牧者たちを与える。彼らは知識と判断力をもってあなたがたを育てるだろう。」エレミヤ3:15


12. 地元の団体が国々の教会と繋がりますように - ほとんどのユダヤ人またはアラブ人の信者とその教会やミニストリーチームは、それほどその他の国々の信者と繋がっていませんが、関係を持つことは歓迎しています。毎年数百万人のキリスト教徒が観光客としてイスラエルを訪れるものの、現地の信者たちと会うことは稀です。ほとんどの方が聖地の史跡のみにフォーカスしています。多くの場合、ツアーガイドによる厳しい時間的制約のため、観光客はメシアニック信者と会うことが制限されているのです。プレイ・グローバル・クリスチャンズは、宣教ニュースレター発行や、祈り、経済的支援、ズームミーティング、コミュニケーションを増やすことにより、レムナント(残された者たち)信者との関係作りを求めています。


「私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり...」エペソ4:13


この祈りのガイドは FindingTheHoly@gmail.com により提供されております。追加部数が必要な方は、こちらにご連絡ください。メシアニック信者や、様々な奉仕活動、連絡先、ニュースレター請求については、以下の各ネットワークにアクセスください。

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