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バラムと10月7日

Tikkun Global Jerusalem, Israel


類似点があると、誰が想像したでしょうか。

 

トーラー(民数記22-24)の真ん中で、神はご自分の民の罪を扱いながら、彼らに、土地を所有するように導いています。それから突然、カナンとその周辺でイスラエル人の征服を目撃している異邦人の国々の間で何が起こっているかについての拡張された「場面」が示されます。

モアブの王は警戒し、可能な限りの方法でイスラエルを打ち負かすための助けを求め、この場合はバラムにイスラエルを呪うように頼みます。

 

異邦人バラムは、はるばるメソポタミアから来たYHVHの預言者です。神は、彼がイスラエルを呪うことを許されません。神はイスラエルの多くの罪を脇に置き、預言者がイスラエルに対して祝福を語ることだけを許しているようです。さらに、神はロバの口を通して語り、バラムが祝福するように命じた事に忠実である事を確認しています。


バラムの物語は、今日の私たちの状況のたとえ話として読むことができます。 

 

それは当時と同じ今日のイスラエルの人々、国です。再び今日、イスラエルは「カナン」の地を征服し、主権者になりつつあります。 


当時、モアブの王は、ユダヤ人を傷つけ、滅ぼそうと神に反逆した邪悪な異邦人の指導者でした(詩篇2篇)。今日、ユダヤ人を破壊することに熱心な、特にハマス、ヒズボラ、イランなどの異邦人グループがこれに匹敵します。


預言者バラムは、神の霊に満ちているが、自分自身の誘惑と戦っている諸国の教会を反映しています。そして、イスラエルを祝福するようにという神の命令を受けています(ローマ9-11)。


祝福するか呪うか

 

10月7日以来、イスラエル国内および世界中の状況は、人々を窮地に追い込んでいます。バラムと主のロバのように、天の軍団の長であるイェシュアが剣を抜いて、バラムの前に立ったとき、そして主がヨシュアの前に立ったとき(民数記22:31;ヨシュア記5:13-15)、私たちの前に立っているのを見ることができますか?私たちは、聖書の預言の「高い位置」から、イスラエルと国々に対する神の計画を見ることを選んでいるのでしょうか?それとも、ニュースや個人的または国家的な自己利益が、物事の見方に影響を与えることを許しているのでしょうか?バラムは、御霊によって順調にスタートしましたが、結局、イスラエルと神の究極の計画に関しては、肉の欲望と私利私欲に自身を「売り渡す」原因となりました(黙示録2:14、2ペテロ2:14、ユダ1:11)。同じ道を歩まないようにしましょう。覚えておいて下さい:

 

  • 神は嘘をつくような方ではありません。

  • 神がイスラエルを祝福されたとき、それは後で祝福を取り消すことではありませんでした。

  • 主は最初から終わりを見ています。

  • 主の目的は、最終的に人類に祝福と回復をもたらします。


「バラムはこの託宣を述べた。立て、バラクよ、聞け。ツィポルの子よ、わたしに耳を傾けよ。19神は人ではないから、偽ることはない。人の子ではないから、悔いることはない。言われたことを、なされないことがあろうか。告げられたことを、成就されないことがあろうか。20見よ、祝福の命令をわたしは受けた。神の祝福されたものをわたしが取り消すことはできない。」 (民数記23:18-20)


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