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ピア・プレッシャーと神の御声を聴くガイ・コーヘン




ピア・プレッシャー(訳注:仲間内の同調圧力の事)は新しいものではありません。私たちの反応に応じ、様々な形を伴います。圧力を受けると、私たちは自分のより良い判断、信仰システム、神が私たちに行うように命じている事への理解に反した行動を取りたくなります。何が正しいのかを信じる事と、社会、家族、雇用者、政府などから期待されている事との間で、私たちは選ぶ事となるのです。


ダニエル書には、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴという若いヘブライ人が、バビロンでこの問題に直面しました。彼らはユダヤ人でよそ者であったにも関わらず、ネブカデネザル王の好意によって、宮廷で高い地位に着きました。突然、彼らは。王の像の前で拝礼せよと命じられました。王を神として扱えと。これこそピア・プレッシャーの何物でもありません!主な指導者を集めて30mの高さの黄金の像を設置する式典の場にいるようにとの命令は帝国中に通達されました。音楽が始まると、彼らは皆平伏しました。


シャデラク、メシャク、そしてアベデ・ネゴが平伏する事は、神の御言葉に反する事でした。「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神。」(出エジプト記20:3-5)


これら3人の若い信者(ユダヤ教の)は立場を明確にし、命令に従わず、その代償を支払いました。ダニエル書3:12:「ここに、あなたが任命してバビロン州の事務をつかさどらせたユダヤ人シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴがおります。王よ。この者たちはあなたを無視して、あなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝みもいたしません。」


王自身が発令した命令を彼らは拒否し、誰が、彼らの神以上の立場へと彼を置いたのかと問い、3人は、「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」(ダニエル書3:17-18)


彼らが炎の中に投じられた時、状況は反転しました。3人のヘブル人を燃え盛る炉に投じた王の役人が焼かれてしまったのです。王が見つめていると、炉の中で、神がその3人のヘブル人に加わり、炎は彼らの髪一筋も焦がしませんでした。


私たちは、この3人の亡命者のように歩かなければなりません―導きを求めてイエシュアの御声を聴きながら、神の御言葉を読むのです。私たちはこのような困難な時期に、互いを尊重しつつ、人々が異なった形で召命を受ける事を理解しながら、神の聖霊が必要です。


信者の中で、コロナウイルスのワクチンを受けた者が多くおり、また、受けなかった者も多くいます。それぞれが導きに応じての事です。イエシュアが来られたのは世界を裁くために来られたのではなく、救うためです。意見の対立やコロナウイルスやワクチンに関する止まる事を知らない討論に対し、このような態度を取るべきです。私たちは互いに裁く立場にありません。


それぞれが神との親密な関係を築かなければなりません。個々が主の御声を聞こえるようになるためです。そうする事によってのみ、時代の終わりに来るであろう試練の間と反キリストの出現時に私たちは一致する事が出来るのです。


イエシュアに目と心を向けましょう。そして、主がすぐに再臨される事を望みましょう。

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